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キャリア教育について思うこと

前回に続き、子どもの入院で気づいたことです。

 

看護師さんのお仕事って本当に幅広いことをあらためて知りました。

小児病棟には生まれて間もないような赤ちゃんから、中学生のうちの子みたくほぼサイズは大人みたいな子が入院していました。

同じお部屋に入院していた小学校高学年くらいの子が夜、お家が恋しくなったのかしくしく泣いていたそうなんです。

巡回にきた看護師さんが気づいて、その子が泣き止むまでずっとそばにいてくれていたとか。

時には大きなベッドを移動させたり、

時にはPC作業をしたり、と、

ありがたいことに健康でいると入院病棟の看護師さんのお仕事姿を拝見することはほとんどなかったので、

看護師さんのお仕事として思い浮かぶようなこと以外のお仕事がたくさんだと知りました。

 

 

で、おもわず、「看護師さんって本当にたくさんお仕事あって、力仕事もされるんですね、ありがとうございます。」とお話かけたところ、

「そうなんです!女性版の○○(力仕事をする人の蔑視用語)ですよ!こんなつらい仕事はしちゃいけませんよ~・・」と笑顔でおっしゃるじゃないですか!

私、びっくりしちゃいました。

 

え、、子どもをまえに言っちゃう!?もしかして、仕事の厳しさを教えてくれている!?

 

待って~~~~、、看護師さんは大変なお仕事だとわかっているけど、かなしい~~~

 

キャリア教育って、趣向をこらしていろんな方法がありますが、

まずは身近な大人が子どもに働いて幸せになっている様子を見せるだけで成立するのかも、と感じました。

 

仕事をすることは辛い、厳しい・・だから、こんな仕事しちゃダメ、ではなく、

 

仕事をすることで時には辛いこともあるし、厳しいこともある。だけど、こんなにすばらしいこともあるよ!

と伝えられる、伝えるのは言葉であったり、姿を見せることだったり。

そんな大人であろうと、あらためて自分に約束しました。

 

また、ご支援させていただいている会社様の従業員さんにもそうあってもらえるよう、

働いて幸せになる「いい会社」を増やすことは、子どもたちに大人になる(働く)ことにワクワクを与えられる社会貢献になると実感しました。

 

さいごまでお読みいただきありがとうございました。