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子どもから学ぶ「いい会社」の組織感情について

これまで全国各地の「いい会社」を見学させていただきました。

共通して感じるのは、「学校みたいな空気が流れている」ということです。

これは私の直感というのか、肌感覚というのか、何か数字やカタチで表せるものではありませんが、間違いはないと思っています。

 

中学生のわが子の学校生活から逆の視点で見ても、やっぱり間違いではないと思うことがありました。

 

いま、秋の文化祭にむけて、クラスで一丸となって研究発表の準備をしています。

 

放課後に残って準備をすすめ、

休日に題材を調べるのにクラスメイトと出かけたり、

寝坊助さんのわが子には珍しいことに朝はやく登校したりと、楽しんで頑張っている様子がわかります。

 

コロナ禍で学校行事が縮小されるなか、こういう姿を見れることは、親としては本当にうれしいし、

感染対策をしながら最大限できることを実施してくださる学校には感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、「いい会社」には「稼ぐ仕組み」⇔「組織感情(愛着心)」⇔「学習する組織」の3つのポイントが相互に働き、好循環をうみだいしていると考えます。

 

学校のことなので「稼ぐ仕組み」については置いといて。

 

「組織感情(愛着心)」が高まることで、わが子の変化や成長が見えて本当に驚いています。

もともと、クラスの雰囲気はよく、いじめもないし、クラス内での対立などもなく、全体的に穏やかな感じですが、

文化祭の準備を通して結束が高まったようです。

 

割り振られた役割を果たそうと各自も頑張るし、全体で助け合うなかで、「組織感情(愛着心)」が高まり、

よりよくしようと「学習する組織」になっていく、それを阻害しないのは全員が全員仲良しではなくとも、穏やかに対立などしない仲間との関係性ってめっちゃ大切だと、

子どもを見ていて、組織について考えさせられました。

 

今年の文化祭は保護者も参加できる予定なので、楽しみです。